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練馬区のマンションで内窓は付けられる?管理規約と補助金の確認事項

練馬区のマンションで内窓は付けられる?管理規約と補助金の確認事項

マンションにお住まいで、窓の寒さや結露が気になっても、「内窓を付けてよいのか」「管理組合に聞くべきなのか」で手が止まる方は少なくありません。

この記事では、練馬区のマンションで内窓を検討している方に向けて、国土交通省のマンション標準管理規約での窓の扱い、管理組合への確認事項、国・東京都・練馬区の補助金の対象者と手続の順番を、公式の原文に沿って整理します。個別のマンションで付けられるかは、当社では判断できません。

作成者 富田 武(エコマドラボ 代表取締役/wills株式会社) プロフィール

作成日 2026年10月18日 最終更新日 2026年10月18日 本記事は2026年10月時点の情報です 読了時間 約8分

練馬区のマンションでも、内窓は付けられますか?

内窓は既存の窓の内側に取り付けるため、マンションでも検討できる工事です。ただし、付けてよいかどうかはお住まいのマンションの管理規約と管理組合の判断によるため、当社から可否を断定することはできません。

内窓の工事は壁を壊さず、1か所あたり約1時間が目安で、住みながら進められます。マンションで先に確かめるべきは、工事の方法より、誰の承認が要るかです。本記事は、規約の確認、補助金の対象者、手続の順番の3点に絞ります。

出典:内窓の仕組みと工期は窓断熱のページ・施工の流れのページにまとめています(2026年10月時点)。

窓枠と窓ガラスは、専有部分と共用部分のどちらですか?

国土交通省のマンション標準管理規約では、窓枠及び窓ガラスは専有部分に含まれないとされ、同コメントでは共用部分として扱うとされています。ご自身の住戸の窓でも、管理組合が関わる部分です。

「三 窓枠及び窓ガラスは、専有部分に含まれないものとする。」(標準管理規約 第7条第2項)

「開口部は共用部分として扱うこととなる」(第22条関係コメント①。開口部は窓枠・窓ガラス・玄関扉を指し、玄関扉は錠及び内部塗装部分を除く)

マンション標準管理規約で窓枠と窓ガラスが専有部分に含まれず共用部分として扱われることを示す図 図1 標準管理規約での専有部分と窓の扱い 専有部分(第7条) 専有部分に含まれないもの 住戸内の天井・床・壁(躯体を除く) 玄関扉の錠・内部塗装部分 窓枠 窓ガラス コメントでは共用部分として扱う 窓枠・窓ガラスは、標準管理規約では共用部分扱いです。 国が示すひな型の内容です。各マンションの規約は物件ごとに異なります。 出典:国土交通省 マンション標準管理規約(単棟型)令和7年10月17日改正(2026年10月14日確認)

同じ標準管理規約の別添2では、窓は「共用部分(専用使用権あり)」と整理されています。ただし標準管理規約は国が示す「ひな型」で、実際に確認すべきなのは、お住まいのマンションの管理規約と使用細則です。

出典:国土交通省「マンション標準管理規約(令和7年10月17日改正)単棟型」(PDF・国土交通省の案内ページ・2026年10月14日確認)。

内窓を室内側に付けるだけでも、管理組合の承認は要りますか?

標準管理規約では、窓の断熱改良工事の具体例に「既設のサッシへの内窓又は外窓の増設等」が挙げられ、区分所有者が行う場合は理事長への申請と承認が前提です。室内側だけの工事でも、確認は必要と考えるのが安全です。

第22条(窓ガラス等の改良)は、開口部の防犯・防音・断熱の改良工事を、管理組合が計画修繕として行うことを基本にしています。そのうえで、すぐに実施できない場合の道を、第2項で次のように示しています。

「区分所有者は、管理組合が前項の工事を速やかに実施できない場合には、あらかじめ理事長に申請して書面による承認を受けることにより、当該工事を当該区分所有者の責任と負担において実施することができる。」(第22条第2項。電磁的方法を使える管理組合は「書面又は電磁的方法」)

「既設のサッシへの内窓又は外窓の増設等が考えられる」(第22条関係コメント⑥の工事の具体例)

申請先は理事長で、承認・不承認の判断は理事会の決議によるとされ(コメント④)、具体的な工事内容は細則で定めるとされています(コメント⑦)。内窓が室内側の工事でも、窓枠・窓ガラスが共用部分である以上、標準管理規約の考え方では管理組合の承認手続が入ります。お住まいのマンションの定めは、管理規約と管理組合に確認してください。

出典:国土交通省「マンション標準管理規約(令和7年10月17日改正)単棟型」第22条および同コメント(PDF・2026年10月14日確認)。

管理組合には、何を確認して何を提出すればよいですか?

まず管理規約と使用細則で窓の工事に関する条文と申請様式を確認し、管理組合(理事長)へ申請します。提出書類や審査の中身は管理組合ごとに異なり、当社が代わりに決めることはできません。

01管理規約・使用細則で、窓の工事に関する条文と申請方法を探す

02理事長または管理会社に、承認の要否・様式・提出書類・理事会の時期を聞く

03現地調査で窓ごとの製品名・サイズ・仕様を確定し、申請に添える資料を整える

04管理組合へ申請し、理事会の判断を待つ

05承認後に契約・着工。工事の届出や掲示が求められる場合は、その手順に従う

標準管理規約の別添2には、一般的な例として、窓の工事で現在と異なる部材を用いるものは理事会承認の対象とし、承認の条件は「色彩、形状、位置、防犯・防音性の低下の可能性を確認する」と示されています。運用は管理組合ごとに異なります。当社の現地調査では、窓ごとの製品名・サイズを確認してお見積りに記載しますので、申請資料の材料にお使いください。

出典:国土交通省「マンション標準管理規約(令和7年10月17日改正)単棟型」別添2(PDF・2026年10月14日確認)。現地調査とお見積りは施工の流れのページ(2026年10月時点)。

分譲・賃貸・管理組合で、補助金の対象者は変わりますか?

変わります。国は所有者・賃貸オーナー・賃借人・管理組合を、東京都は住宅の所有者(個人・法人)と管理組合を、練馬区は個人・事業者・管理組合を、それぞれの要件で対象にしています。

立場 国 東京都 練馬区
分譲で自分が住む「住宅を所有する個人またはその家族」「都内に住宅を所有する個人・法人」個人:区内に居住・住民登録があり、申請時に自ら現に居住
分譲を貸す所有者「住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人」所有者は対象。賃貸の扱いは公式ページに記載なし居住用の扱いは区への確認が必要
賃貸で借りて住む「賃借人」公式ページに賃借人の記載なし要件に「所有者全員の承諾」あり。区への確認が必要
管理組合「集合住宅の管理組合・管理組合法人」管理組合(50戸以上の分譲は助成単価合計の1.2倍)共用部分のみに使う設備で、総会等の承認議決が要件
国と東京都の補助金の公式ページが対象者として挙げる立場の違いを示す図 図2 補助金の公式ページが対象者に挙げる立場 国が対象者に挙げる立場 東京都が対象者に挙げる立場 住宅を所有する個人またはその家族 住宅を所有し賃貸に供する個人・法人 賃借人 集合住宅の管理組合・管理組合法人 都内に住宅を所有する個人・法人 管理組合 賃借人の記載は公式ページになし 同じマンションでも、制度ごとに対象者の書き方が違います。 練馬区の対象者は個人・事業者・管理組合です(要件は区のパンフレット参照)。 出典:先進的窓リノベ2026事業・クール・ネット東京・練馬区 各公式(2026年10月14日確認)

借りて住んでいる方は、補助金より先に、窓の工事に貸主(所有者)の承諾が要るかを賃貸借契約書で確認してください。当社では判断できません。賃貸オーナーの方向けには、東京都の別事業「賃貸住宅の断熱・再エネ集中促進事業」を区の公式ページが案内しています。

出典:国:先進的窓リノベ2026事業 公式「対象要件の詳細」/東京都:クール・ネット東京 公式・実施要綱/練馬区:練馬区 公式とパンフレット(いずれも2026年10月14日確認)。補助金は受給を保証するものではありません。

練馬区の補助金は、マンションの窓にどう使えますか?

練馬区カーボンニュートラル化設備設置補助金は高断熱窓・ドアが対象で、補助対象経費の1/6が補助されます。上限は区内業者の施工で20万円、区外業者で12万円です。設置完了後に申請し、予算がなくなり次第終了します。

項目 内容(2026年10月14日確認)
制度名令和8年度 練馬区カーボンニュートラル化設備設置補助金
補助率・上限補助対象経費(機器費と工事費、消費税を除く)の1/6(1,000円未満切り捨て)。上限は区内業者20万円・区外業者12万円。当社は所在地がふじみ野市のため区外業者の区分で見込む
申請のタイミング設置完了後に申請(設置完了日は令和8年4月1日〜令和9年3月31日、受付は同日必着)
予算の状況10月9日に補正予算が成立(補正後119,579,000円)。9月16日〜10月12日は予算額に達したため受付を中止し、10月13日から再開。予算がなくなり次第終了
主な要件区内居住・住民登録/設置費用を自ら支払う/申請時に自ら現に居住している区内の住宅/設置について所有者全員の承諾/マンションの共用部分に設置する場合は管理規約の取決めに基づき設置し、必要に応じて管理組合から承諾

標準管理規約では窓が共用部分として扱われるため、表の区の「マンションの共用部分に設置する場合」の要件に当たる可能性があります。当たるかどうかは区の判断になるため、申請前に区の補助金担当(03-5984-4706)へご確認ください。製品は、国の窓リノベ2026またはみらいエコ住宅2026の登録製品であることも要件です。

区は国・東京都との併用が可能と案内しています。ただし都の実施要綱には、他の補助金との合計が助成対象経費を超えない範囲で交付するという趣旨の定めがあります。

出典:練馬区 公式「【令和8年度】練馬区カーボンニュートラル化設備設置補助金」(区公式ページ・更新日2026年10月9日・2026年10月14日確認)および補助金案内パンフレット。予算の状況は日々変わるため、申請前に公式ページでご確認ください。補助金は受給を保証するものではありません。

管理組合の承認と3つの補助金は、どの順番で進めればよいですか?

管理規約の確認と管理組合への承認申請を先に進め、東京都の助成を使うなら契約・施工の前に事前申込を済ませます。東京都は国の交付申請(工事の完了・引渡し後)とは順番が逆で、練馬区は設置完了後の申請です。

マンションで内窓を入れるときの規約確認から管理組合の承認、都への事前申込、完了後の申請までの順番を示す図 図3 マンションで内窓を入れる手続の順番(目安) STEP 1 規約を確認 窓の工事の条文 申請様式を探す STEP 2 見積り 製品・サイズを 確定する STEP 3 組合の承認 理事長へ申請 理事会が判断 STEP 4 都へ事前申込 受付後に契約 工事前写真→着工 STEP 5 完了後の申請 国・都・区へ それぞれ申請 標準管理規約は、あらかじめ承認を受ける形を示しています。 承認と事前申込の前後は、管理組合の手続に合わせて整理します。 出典:国土交通省・先進的窓リノベ2026事業・クール・ネット東京・練馬区(2026年10月14日確認)
手続 時期 必須かどうか
管理組合への承認申請契約・着工の前(標準管理規約は「あらかじめ」承認)管理組合の定めによる
東京都への事前申込契約・施工の前(国の交付申請とは順番が逆)必須(都の助成を使う場合)
工事前写真の撮影着工の前必須(国は提出免除なし)
国への交付申請工事の完了・引渡し後(交付申請の予約は任意)必須
東京都への交付申請兼実績報告工事の完了後(事前申込から1年以内)必須(都の助成を使う場合)
練馬区への申請設置完了後必須(区の補助を使う場合)

国は、交付申請が工事の完了・引渡し後(遅くとも2026年12月31日まで)で、予約は任意(遅くとも2026年11月16日まで)です。いずれも予算上限に達した時点で終了します。

マンションでは、都の事前申込の受付を待つ期間に、管理組合の承認の期間が加わります。承認にかかる日数は物件ごとに異なるため、管理組合への確認は、見積りと並行して早めに始めるのが現実的です。

出典:国:先進的窓リノベ2026事業 公式「申請手続きの詳細」/東京都:クール・ネット東京 公式(解説はクール・ネット東京のページ)/練馬区公式(いずれも2026年10月14日確認)。

マンションの窓は、補助の対象になる窓かどうか、どこを見ますか?

国の制度では、外気に面した窓への内窓設置が対象で、玄関が内廊下に面しているドアのように外気に面していないものは対象外です。補助額は建物の種類(戸建・低層集合・中高層集合)と窓の性能・サイズで決まります。

見るところ 先進的窓リノベ2026事業の記載(2026年10月14日確認)
内窓の定義既存外窓の開口面から屋内側へ50cm以内に平行に設置するものに限る。出窓は対象にならない場合がある
対象の性能区分P(SS)=Uw1.1以下とS=Uw1.5以下。A等級は対象外
補助額の決まり方建物の種類(戸建/低層集合/中高層集合)、性能区分、サイズで異なる。上限は1戸100万円、1申請の合計5万円以上
外気に面さない開口部外気に面していない窓・ドアの交換は対象外(玄関が内廊下に面している集合住宅のドア交換等)

東京都は国の登録製品で、1申請の助成額の合計が5万円以上であることを、練馬区は外気に接する部分への設置を要件にしています。当社は2026年度の要件をクリアした製品を標準で提案しますが、最終的な交付は各制度の審査によります。

出典:先進的窓リノベ2026事業 公式(内窓設置の対象工事・対象要件の詳細・2026年10月14日確認)。取扱製品はエコマドラボの専門知識と実績(2026年10月時点)。

相談の前に、何を準備しておけばよいですか?

管理規約と使用細則、内窓を付けたい窓の場所と枚数、築年数が分かる資料の3つがあると相談が進みます。現地調査とお見積りは無料です。

管理組合への確認と相談前のセルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてください。補助の対象かを判定するものではなく、状況の整理用です。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
1〜2個まずは管理規約と使用細則を手元に用意し、窓の工事に関する条文を探す段階です。
3〜4個規約の確認が進んでいます。現地調査で窓の仕様と枚数を確定しながら、承認申請に必要な書類を確認しましょう。
5〜6個準備が整いつつあります。現地調査で製品とサイズを確定し、承認と補助金手続の順番を日程に落とし込む段階です。

国の制度は登録事業者が申請を代行し、東京都の制度は手続代行者も申請できます。当社は国・東京都の書類作成から審査対応までを無料で代行し、東京都の事前申込のスケジュール管理も行います。練馬区は区のパンフレットで第三者への委任ができるとされ、当社の対応範囲はご相談時にご案内します。管理組合への承認申請は、当社が代わりに行うことも、承認を得ることもできません。

出典:当社サイトの記載(2026年10月時点)、先進的窓リノベ2026事業 公式、練馬区パンフレット(2026年10月14日確認)。

マンションでも内窓は付けられますか?
内窓は既存の窓の内側に取り付けるため、マンションでも検討できます。ただし、付けてよいかどうかは管理規約と管理組合の判断によります。当社から可否は断定できません。先に管理規約と使用細則をご確認ください。

マンションの窓は、専有部分ですか、共用部分ですか?
国土交通省のマンション標準管理規約では、窓枠及び窓ガラスは専有部分に含まれず、共用部分として扱うとされています。国が示すひな型の内容で、お住まいのマンションの規約が同じとは限りません。

内窓を付ける前に、管理組合へ何を確認すればよいですか?
管理規約と使用細則で窓の工事に関する条文を確認し、理事長や管理会社に、承認の要否・様式・提出書類・理事会の時期を聞いてください。

賃貸マンションに住んでいても、補助金は使えますか?
国の先進的窓リノベ2026事業は賃借人も対象者に挙げています。東京都の公式ページの対象者欄には賃借人の記載が見当たらず、練馬区は所有者全員の承諾を要件に含みます。貸主の承諾も含め、各窓口と貸主へ確認してください。受給を保証するものではありません。

練馬区の補助金の補助率と上限は、いくらですか?
区の令和8年度パンフレットでは、高断熱窓・ドアは補助対象経費の1/6で、上限は区内業者の施工で20万円、区外業者で12万円です。設置完了後に申請し、予算がなくなり次第終了します。受給を保証するものではありません。

管理組合の承認と補助金の申請は、どちらが先ですか?
標準管理規約は、あらかじめ承認を受ける形です。東京都は契約・施工の前に事前申込が必要で、国の交付申請(工事の完了・引渡し後)とは順番が逆です。練馬区は設置完了後の申請です。

管理規約の確認とあわせて、窓の状態を確認しませんか

管理規約の確認と補助金の順番を、あわせて整理しませんか。現地調査とお見積りは無料です。国・東京都の補助金の申請手続きも当社が無料で代行します。

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