夏の悩み 冬の悩み

練馬区の内窓補助金、必要書類と写真の撮り方は?申請前の準備リスト

練馬区の内窓補助金、必要書類と写真の撮り方は?申請前の準備リスト

補助金の申請で戸惑いやすいのは、制度の中身よりも「何を、いつ、誰が用意するのか」という段取りです。なかでも工事前の写真は、撮り忘れると取り返しがつきません。

練馬区で内窓を検討している方に向けて、国・東京都・練馬区の必要書類、工事前後の写真の撮り方、お客様側の準備と当社の代行範囲を整理します。書類名は公式の表記のままです。

作成者 富田 武(エコマドラボ 代表取締役/wills株式会社) プロフィール

作成日 2026年10月19日 最終更新日 2026年10月19日 本記事は2026年10月時点の情報です 読了時間 約8分

申請に必要な書類は、誰が用意するのですか?

制度ごとに違います。国は登録された事業者が申請を代行し、お客様ご自身では申請できません。東京都と練馬区はお客様が申請者で、手続きを第三者に任せることもできます。この違いが準備の出発点です。

制度 申請する人 申請の時期
国窓リノベ事業者(施工業者等)が代行。消費者等は自ら申請できない工事の完了・引渡し後(予約は任意)
東京都申請者本人。代行者に任せることもできる契約・施工の前に事前申込、完了後に交付申請兼実績報告
練馬区申請者本人。第三者に委任できる設置完了後(事前申込は不要)

東京都の事前申込は契約・施工の前に済ませる必要があり、国の交付申請(工事の完了・引渡し後)とは順番が逆です。いずれの制度も、申請すれば必ず受け取れるものではなく、受給を保証するものではありません。

出典:先進的窓リノベ2026事業 公式/クール・ネット東京 公式/練馬区 公式(いずれも2026年10月14日確認)/代行の仕組みは施工の流れ(当社サイト記載)。

工事の前に、写真を撮っておく必要があるのはなぜですか?

国の制度では、工事前写真の提出免除がなく、撮り忘れると補助金の交付を受けられません。工事後の写真は後日撮影できますが、工事前は撮り直しができないためです。着工前に必須なのは、工事前の写真です。

公式には、2026年事業では「工事前写真・提出免除依頼書」を使えず、撮り忘れた場合は補助金の交付を受けることができない、と書かれています。工事後写真は、撮り忘れても後日の撮影で対応できます。やり直せないのは、工事前の1回だけです。

交付申請の予約は任意で、予約をする場合は最初の工事に着手した以降に手続きします。予約で求められる「着工写真」は、工事箇所に不可逆的な変化が確認できるものに限られます。

東京都の助成を使う場合は、事前申込の受付後に契約し、着工の前に工事前の写真を撮ります(図2)。国の交付申請(工事の完了・引渡し後)とは順番が逆です。

出典:先進的窓リノベ2026事業 公式「申請手続きの詳細(住宅)」/工事写真の撮影におけるポイント/交付申請の手引き【住宅】(2026年10月14日確認)。

写真は、どう撮ればやり直しになりませんか?

国の公式資料は、内窓は屋内から撮る、工事の前後で同じ画角にする、窓1か所につき1枚撮る、外気に面することが分かるように撮る、の4点を示しています。撮影の前に、カーテンや家具をどけておくのが基本です。

国の公式資料が示す、工事前後の写真を撮るときの4つのポイントを示す図 図1 工事前後の写真を撮るときの4つのポイント(国の公式資料) ポイント1 屋内から撮る 内窓の設置は 屋内から撮影する カーテンや家具で 窓が隠れない状態に ポイント2 同じ画角で撮る 工事の前後で 窓全体が写る 同じ画角にそろえる ポイント3 1か所に1枚 窓1か所につき 写真は1枚 複数写る場合は 対象の窓を中央に ポイント4 外気に面する 外の風景が 見えるように シャッター等を開ける 写真が分かりにくいと、追加の写真提出を求められることがあります。 撮影のポイントは公式資料の要約です。最新の資料は国の公式サイトでご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 工事写真の撮影におけるポイント(2026年3月12日付・2026年10月14日確認)

出典:先進的窓リノベ2026事業(補足資料)工事写真の撮影におけるポイント(2026年3月12日付・2026年10月14日確認)。公式資料の要約です。

屋内から撮るのは、内窓の設置の場合です。公式資料は、カーテン(レースを含む)や雨戸・シャッターで窓全体が確認できない写真について、追加の提出を求めることが非常に多くなっている、と注意しています。

工事の前後は同じ画角にします。画角が違うと同一箇所と判断できないことがあり、外壁や内装が大きく変わる工事では、窓を一部開けて外の風景が写るように撮るとよいとされています。複数の窓が写る場合は、対象の窓を中央に置き、窓ごとに撮ります。

外気に面していることも写します。外の風景が見えるようシャッター等を開けて撮影します。すりガラスや夜間の撮影では外の風景が確認できません。車庫・倉庫・土間・サンルームに面した窓は、外観の写真を加えることがあります。

撮影は当社が行います。お客様側では、撮影の日までに窓の前のカーテンや家具をどけておくと、追加提出を減らせます。

出典:工事写真の撮影におけるポイント(2026年10月14日確認)/撮影の代行は施工の流れ(当社サイト記載)。

国の交付申請では、どんな書類が必要ですか?

国の交付申請(戸別申請)の基本の書類は、共同事業実施規約、工事請負契約書、性能証明書等、工事前後の写真、工事発注者の本人確認書類です。条件に当たる場合は、既存住宅であることの書類を加えます。

書類名称(公式の表記) 区分 用意する人
先進的窓リノベ2026事業 共同事業実施規約必須当社とお客様で締結
工事請負契約書(原契約)必須契約時に取り交わし
設置した窓(ガラス)・ドアの性能証明書 等必須メーカー発行・当社が確認
工事【前】写真/工事【後】写真(補助対象の箇所すべて)必須(カラー)当社が撮影
工事発注者の本人確認書類必須お客様
既存住宅であることが確認できる書類補助額30万円以上の戸別申請、または集合住宅の場合お客様

本人確認書類は、住民票(マイナンバーの記載がないもの)、マイナンバーカード(表面のみ)、運転免許証、在留カードまたは特別永住者証明書のうち1つです。既存住宅の書類は、建物の不動産登記事項証明書、検査済証、固定資産税の納税通知書または証明書のうち1つです。

画像が粗く内容を確認できないと不備になることがあり、事務局から追加書類を求められる場合もあります。外窓交換などで求められる別条件の書類は、この記事では省略しています。

出典:交付申請の手引き【住宅】(2026年7月31日版)/公式「申請手続きの詳細」(2026年10月14日確認)。最新は公式サイトでご確認ください。

東京都の事前申込と交付申請では、何を準備しますか?

東京都は、契約・施工の前に事前申込を済ませる制度で、国の交付申請(工事の完了・引渡し後)とは順番が逆です。令和8年度に事前申込を受け付けた申請では、実績報告に金融機関発行の証明書等も必須です。

東京都へ事前申込、受付後に契約と工事前写真、着工と完了、国へ交付申請、東京都と練馬区への申請という順番を示す図 図2 東京都を使う場合の、手続きと写真の順番(目安) 契約・施工の前 東京都へ事前申込 受付通知(メール)が 届くまで待つ 受付のあと 契約・工事前写真 契約を結び、着工の前に 工事前の写真を撮影 工事 着工・引渡し 工事後の写真を撮影 性能証明を確認 完了・引渡し後 国へ交付申請 事業者が申請を代行 (予約は任意) 完了後 都・区へ申請 都は交付申請兼 実績報告を提出 区は設置完了後に申請 東京都は契約・施工の前、国と練馬区は工事が終わってからです。国の交付申請とは順番が逆です。 日数は受付状況や工事の混み具合で変わります。要件・期限は年度ごとに変わります。 出典:先進的窓リノベ2026事業/クール・ネット東京/練馬区 各公式サイト(2026年10月14日確認)

出典:クール・ネット東京 公式・手続きの流れ/先進的窓リノベ2026事業 公式/練馬区 公式(いずれも2026年10月14日確認)。

都の流れは、事前申込書の提出、受付通知(電子申請は受付完了のメール)の受領、契約・工事、工事・支払いの完了、交付申請兼実績報告の提出、交付決定、入金の順です。

電子申請は、認証用メールアドレスの登録が先に必要です。事前申込を電子申請で行った場合、交付申請兼実績報告を紙で行うことはできません。事前申込後1年以内に交付申請兼実績報告が行われないと、事前申込は自動的に無効になります。

書類面では、実績報告に「金融機関発行の証明書等」が必須になったことと、キャッシュバックや商品券・ポイント等を予定する場合に、その額を助成対象経費から除き契約書の内訳等へ記載することに注意します。書類の全体は都の手引きで確認できます。

出典:クール・ネット東京 公式「令和8年度 既存住宅における省エネ改修促進事業」(2026年10月14日確認)/クール・ネット東京の解説。都の助成も、申請すれば必ず受け取れるものではなく、要件と審査があり、予算や期限で終了する場合があります。受給を保証するものではありません。

練馬区の補助金は、いま何が決まっていますか?

練馬区の補助金は、設置が完了してから申請する制度です。補助率は補助対象経費の1/6で、上限は区内業者の施工で20万円、区外業者の施工で12万円です。予算がなくなり次第、受付は終了します。

項目 内容
制度名令和8年度 練馬区カーボンニュートラル化設備設置補助金(高断熱窓・ドアも対象)
申請のタイミング設置完了後に申請(事前申込は不要)
設置完了日・受付設置完了日は令和8年4月1日〜令和9年3月31日。受付は同日必着、予算がなくなり次第終了
補助率・上限補助対象経費の1/6(1,000円未満切り捨て)。上限は区内業者20万円、区外業者12万円
補助対象経費機器費と工事費の合計(消費税を除く)。仮設費・諸経費・シャッター代などは含まれない

2026年10月14日に確認した区の公式ページ(10月9日更新)では、補正予算37,000,000円が成立し、補正後の予算額は119,579,000円です。9月16日から10月12日は予算額に達したため受付を中止し、10月13日から再開しています。

区内業者とは、練馬区内に事業所・店舗・営業所などを有する施工業者です。当社の所在地は埼玉県ふじみ野市のため区外業者に当たる見込みですが、区外業者の施工でも補助の対象で、違いは上限額です。実際の区分はお見積りの段階でご案内します。

個人の主な要件は、区内に居住して住民登録があること、設置の費用を自ら支払っていること、住民税の滞納がないことなどです。

区は、書類に不足・不備のない申請を到着順に受け付けて審査します。持参しても窓口で書類の確認は行われません。書類をそろえてから提出することが、手戻りを避ける要点です。

出典:練馬区 公式「【令和8年度】練馬区カーボンニュートラル化設備設置補助金」(2026年10月14日確認)/補助金案内パンフレット。区の補助金も、申請すれば必ず受け取れるものではなく、要件と審査があり、予算がなくなり次第終了します。受給を保証するものではありません。

練馬区の申請では、どんな書類を揃えますか?

窓・ドアを個人で申請する場合、区のパンフレットが示す書類は、第1号様式(申請書兼請求書)、第2号様式(設置完了証明書)、全部事項証明書、領収書と内訳、設置状況の写真、平面図、性能証明書などです。

書類(パンフレットの表記) 記載されている条件
補助金交付申請書兼請求書【第1号様式】区のホームページからダウンロード。原本を提出
設置完了証明書【第2号様式】区のホームページからダウンロード。押印は電子印でも可
建物の全部事項証明書申請日前6か月以内の発行。登記情報提供サービスの出力でも可。所有者でなくても取得できる
領収書および内訳が分かるもの宛名は申請者名と同一のフルネーム。機器費と工事費、対象外経費が分かるもの
設置状況が確認できる写真(フルカラー)撮り方の細かな指定は記載なし
設置箇所を示した建築物の平面図箇所ごとに番号を振り、領収書・写真・性能証明書に同じ番号を記す
製品型番が記載された性能証明書ガラスに貼付された製品型番のラベルの写真でも可
令和7年度の住民税納税証明書または非課税証明書令和7年1月1日の住所が練馬区以外の場合のみ

第1号様式以外はコピーでも提出できます。印鑑が必要な書類にスタンプ印は使えず、消せるボールペンや修正液も使えません。

領収書は内訳に注意します。「一式」「コミコミパック」のように機器費と工事費をまとめた内訳書は受け付けられません。写真の扱いは、区の担当窓口(環境課 地球温暖化対策係、03-5984-4706)で確認できます。

出典:補助金案内パンフレット(高断熱窓・ドア、個人の欄)/練馬区 公式ページ(2026年10月14日確認)。事業者・管理組合は書類が一部異なります。

準備は、お客様と当社でどう分担しますか?

お客様ご本人の書類(本人確認書類や住民税の納税証明書など)と支払いの記録は、お客様にご用意いただく場合があります。写真の撮影、性能証明の確認、国・東京都への申請書類の作成と提出、審査への対応は当社が代行します。

お客様にご準備いただくものと、当社が代行するものを左右に分けて示す図 図3 申請の準備、お客様と当社の分担 お客様にご準備いただくもの 当社が代行するもの 本人確認書類 住民税の納税証明書(該当時) 支払いの記録・領収書の控え 撮影前の窓まわりの片付け 施工前後の写真の撮影と整理 性能証明ラベルの確認と撮影 申請書類一式の作成・提出(国・都) 審査への対応・都の日程管理 区への申請は、区が第三者への委任を認めています。当社の関わり方は個別にご案内します。 必要な書類は申請内容によって変わります。実際の準備は現地調査・お見積りのときにご案内します。 出典:エコマドラボの施工の流れ(当社サイト記載・2026年10月時点)/各制度の公式サイト(2026年10月14日確認)

出典:エコマドラボの施工の流れ・専門知識と実績(当社サイト記載・2026年10月時点)/各制度の公式サイト(2026年10月14日確認)。

当社サイトに載せている代行の範囲は、施工前後の写真の撮影と整理、性能証明ラベルの確認と撮影、申請書類一式の作成、国と東京都への提出、審査への対応です。東京都の事前申込のスケジュール管理も当社で行い、申請の代行は無料と案内しています。

練馬区への申請は、区が第三者への委任を認めている手続きです。当社がどこまで関われるかは、現地調査・お見積りのときに個別にご案内します。なお、国の窓リノベ事業者の登録は、優良な事業者として認定するものではないと公式に明記されています。

申請前の準備は、どの順番で進めればよいですか?

契約・施工の前、着工の前、完了後の3つの時点で並べると、抜けが減ります。準備リストは、東京都を使う場合の順番で、担当を分けています。

時期 やること 担当
契約の前現地調査とお見積り。領収書の宛名と内訳の書き方を確認するお客様と当社
契約・施工の前東京都へ事前申込を行い、受付通知を受け取る(国の交付申請とは順番が逆)お客様と当社
着工の前工事前の写真を撮影する。カーテンや家具をどけておく当社が撮影/お客様は窓まわり
工事の当日工事後の写真と性能証明ラベルを撮影する当社
完了・引渡し後国の交付申請。本人確認書類を用意する当社が申請/お客様は書類
完了後東京都の交付申請兼実績報告。練馬区へ郵送または持参するお客様と当社
申請のあと提出した書類の控えを保管するお客様

申請前の準備のセルフチェック

当てはまるものにチェックを入れてください。これは補助の対象かどうかを判定する診断ではなく、準備の状況を整理するためのものです。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
1〜2個まずは、内窓を入れたい窓と、用意する書類の種類を整理する段階です。
3〜4個準備は半分ほど進んでいます。足りない書類を、お見積りの段階で確認しましょう。
5〜6個準備はおおむね整っています。工事前写真の撮影日と、各制度の申請時期を確認しましょう。

練馬区の補助金で、必要書類の全体はどこで確認できますか?
練馬区の公式ページの補助金案内パンフレットで確認できます。窓・ドアは第1号・第2号様式のほか、全部事項証明書、領収書と内訳、写真、平面図、性能証明書などが示されています。

工事前の写真は、撮り忘れてもあとから用意できますか?
国の制度では工事前写真の提出免除がなく、撮り忘れた場合は補助金の交付を受けられません。工事後写真は、撮り忘れた場合に後日の撮影が必要になるとされています。

カーテンを付けたまま、窓の写真を撮ってもよいですか?
国の公式資料では、カーテンやシャッターで窓全体が確認できない写真は、追加提出を求められることが非常に多いとされています。撮影前にどけておくと安心です。

領収書が「工事一式」の記載でも、練馬区に出せますか?
練馬区のパンフレットでは、機器費と工事費をまとめた「一式」などの内訳書は受け付けできないとされています。機器費と工事費が分かる領収書と内訳が必要です。

国の補助金は、自分で申請できますか?
国の先進的窓リノベ2026事業は、登録された施工業者等が申請を行い、消費者等は自ら申請できない仕組みです。お客様は本人確認書類の提出などで協力します。

申請に出した書類の控えは、取っておくべきですか?
練馬区は、申請書類の控えを保管するよう案内しています。提出した書類は申請者の都合で返却やコピーができないため、提出前に控えを残しておくと安心です。

書類や写真の準備について、先に確認しませんか

どの書類をお客様が用意し、どこから先を当社が代行するかは、申請内容で変わります。現地調査とお見積りは無料です。写真の撮り方や書類の準備もご案内します。

窓リフォームについて相談する

こちらのページも併せてご覧ください

関連する情報