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杉並区の内窓補助金、必要書類と写真の撮り方は?準備リスト

杉並区の内窓補助金、必要書類と写真の撮り方は?準備リスト

内窓の補助金は、工事の内容より先に、書類と写真でつまずくことがあります。杉並区の助成は工事と支払いが終わってから申請する仕組みで、書類に不備があると受け付けられません。国は工事前の写真が必須で、東京都は契約・施工の前に事前申込が必要です。

この記事では、国・東京都・杉並区の公式ページに書かれている書類と写真の条件を、2026年10月14日に確認した内容で整理します。お客様の準備と当社の代行範囲も分けてお伝えします。工事当日の流れや工法の選び方は別の記事で扱うため、ここでは申請前の準備に絞ります。

作成者 富田 武(エコマドラボ 代表取締役/wills株式会社) プロフィール

作成日 2026年10月22日 最終更新日 2026年10月22日 本記事は2026年10月時点の情報です 読了時間 約9分

内窓の補助金では、国・東京都・杉並区のどこに何を出しますか?

提出先も出す時期も、3つの制度で別です。国は登録事業者が工事の完了・引渡し後に交付申請し、杉並区は工事と支払いが終わってから申請します。東京都だけ、契約・施工の前に事前申込が必要で、国の交付申請(工事の完了・引渡し後)とは順番が逆です。

杉並区は工事と支払いが終わってから申請するため、完了後に出す書類を前もってそろえておく準備が欠かせません。

制度 申請する人 申請のタイミング 公式に書かれている主な書類・写真
国(先進的窓リノベ2026事業)登録された窓リノベ事業者。お客様は自分では申請できず、手続きに協力工事の完了・引渡し後に交付申請。予約は任意工事請負契約書(原契約)、工事前・工事後の写真、建物の不動産登記事項証明書、性能証明書等
東京都(クール・ネット東京)助成を受ける方。手続代行者に依頼する場合もある契約・施工の前に事前申込。工事と支払いの完了後に交付申請兼実績報告事前申込書、事前申込受付通知、交付申請兼実績報告など(詳細は公式の案内)
杉並区(エコ住宅促進助成)申請者。施工者・販売店などの代行者も提出できる工事と支払いが完了した後申請書兼請求書(第1号様式)など(次の章で一覧)
東京都を使う場合の、事前申込から完了後の申請までの手続きの順番を示す図 図1 手続きの順番(東京都を使う場合) 1 東京都へ 事前申込 2 受付通知の 後に契約 3 工事前写真 を撮影 4 着工・施工 5 完了・支払い 引渡し 6 完了後に申請 (国・都・区) 手順1 東京都だけが、契約・施工の前に事前申込が必要です。 手順3 国は工事前写真が必須です。撮り忘れると補助金の交付を受けられません。 手順6 国は登録事業者が交付申請し、杉並区は工事と支払いの完了後に申請します。 出典:先進的窓リノベ2026事業/クール・ネット東京/杉並区 各公式サイト(2026年10月14日確認)をもとに作成

出典:先進的窓リノベ2026事業 申請手続きの詳細(申請者・必要書類・交付申請の時期)、クール・ネット東京 公式ページ(手続きの流れ)、杉並区 手続き案内(いずれも2026年10月14日確認)。

杉並区に出す書類は、公式サイトに何と書かれていますか?

杉並区の公式ページには、申請書兼請求書(第1号様式)をはじめ、本人確認書類、領収書、性能証明書、施工後のカラー写真などが書類として並んでいます。提出は記載の順にそろえ、不足や不備があると受け付けられません。

以下は、杉並区の「窓等断熱改修」ページ(令和8年度)に書かれている書類で、書類名は公式の表記のままです。助成額は面積区分ごとの定額で、内窓・外窓・ガラス・ドアを合わせた限度額は15万円です。

書類(公式の名称) 公式に書かれている注記
申請書兼請求書(第1号様式)振込口座は申請者本人名義に限る。裏面(2ページ目)も提出する
工事概要(第2号様式)窓・ドア用の版を使う
完了報告書(第2号の2様式)施工者に記入を依頼する
本人確認書類(写)杉並区居住が分かり、有効期限内で現住所が書かれたもの
領収書(写)全額の支払いが分かり、宛先が申請者本人のフルネーム
助成対象経費の内訳書類(写)見積書、領収内訳書等
パンフレット・カタログ等(写)メーカー名、製品名、型式、導入要件が分かる部分
国・都等の助成金の交付予定額が分かる書類(写)国・都等の助成金を申請する場合(交付決定通知等)
性能証明書(写)提出できない場合は、別表の書類を出す
住宅間取り図(写)公式の必要書類に挙がっている
施工後のカラー写真撮影日を記載する(手書き可)

形式のルールも公式に書かれています。書類はすべてA4サイズで、修正液・消せるボールペン・鉛筆は使えず、修正は二重線で行います。性能証明書、間取り図、写真、工事概要、内訳書類には、突き合わせができるよう共通の番号を振ります。様式は、ファイル名が「r8」で始まるものを使います。第1号様式をExcel版で作る場合は、印刷して押印し、電子印鑑は使えません。区民以外の申請者や法人などは追加書類があるため、区の公式ページで確認してください。

出典:杉並区 窓等断熱改修(導入要件・必要書類)、杉並区 申請書サービス(様式)、杉並区 手続き案内(いずれも2026年10月14日確認)。

工事前後の写真は、国と杉並区でどう違いますか?

国は工事前と工事後の写真が必要で、工事前写真を撮り忘れると補助金の交付を受けられません。杉並区の公式ページに書かれている写真は施工後のカラー写真で、窓1か所ごとに窓枠を含む全体が分かることが条件です。

写真 国(先進的窓リノベ2026事業) 杉並区(エコ住宅促進助成)
工事前必須。補助対象の箇所すべてをカラーで撮影。提出免除はない公式ページに記載なし
工事後必要。補助対象の箇所すべてをカラーで撮影施工後のカラー写真。撮影日を記載する(手書き可)

国の工事前写真は、予約をしてもしなくても必要です。撮影方法の詳細は、公式の補足資料「工事写真の撮影におけるポイント」(2026年3月12日更新)を参照するよう示されています。東京都の写真の要否は、都の公式ページ本文では確認できなかったため、都の「提出書類についてのご案内」で確認してください。

杉並区の公式ページに書かれている、施工後の写真で見られる点と避ける例を並べた図 図2 杉並区の施工後写真、見られる点と避ける例 撮るときの条件 避ける例 対象の窓を1か所ごとに撮る カーテン・棚・観葉植物などで隠れている 窓枠を含めた窓全体が写る ピントが合わずぼやけている 窓の形状が分かる 画素数が低く荒い 昼間の撮影が推奨されている 撮影距離が遠すぎる・近すぎる 撮影日を記載する(手書き可) 夜間で全体が暗い 出典:杉並区「窓等断熱改修」公式ページ(2026年10月14日確認)をもとに作成

杉並区の写真では、対象の窓すべてを1か所ごとに、窓枠を含めた窓全体が写り、形状が分かることが求められます。カーテンやブラインド、棚、観葉植物などで窓の一部が隠れていると避ける例に当たるため、一般的には、撮影のときに窓の前が片付いているほうが進めやすくなります。写真の撮影と整理は当社が代行します。

出典:国の写真の要件は先進的窓リノベ2026事業 申請手続きの詳細、杉並区の写真の要件は杉並区 窓等断熱改修(いずれも2026年10月14日確認)。

性能証明書は何のために必要で、出せないときはどうしますか?

国は設置した窓の性能証明書等を必須書類とし、杉並区も性能証明書(写)の提出を求めています。区は出せない場合の代わりとして、補助対象製品であることが分かる書類と、寸法・面積が分かる書類の両方を挙げています。

杉並区の導入要件は、先進的窓リノベ2026事業、みらいエコ住宅2026事業、または北海道環境財団で補助対象製品として登録されているものを、既存住宅の外気に接する窓に施工することです。

別表で求められる書類(窓・ガラス) 公式の例示
補助対象製品であることが分かる書類北海道環境財団の一覧、または対象製品検索サイトでの確認
寸法(幅×高さ)と合計面積が分かる書類施工証明書、納品書等

面積は、内窓ではサッシの枠外寸法で測ります。当社では、性能証明ラベルの確認と撮影を代行し、補助要件(Sグレード・Uw値1.5以下)をクリアした製品を標準で提案しています。

出典:先進的窓リノベ2026事業 申請手続きの詳細(性能証明書等が必須書類)、杉並区 窓等断熱改修(導入要件・別表、2026年10月14日確認)。当社の代行範囲と標準提案はエコマドラボの専門知識と実績(一次情報バンク#6・#7)。

領収書と支払いは、名義の面で何に気をつければよいですか?

杉並区は申請者・契約者・支払者が同一人であることを要件とし、領収書の宛名は申請者本人のフルネーム、振込口座も本人名義に限っています。契約の前に、名義をそろえておくことが大切です。

名義と支払いの決まりは、ご本人でないと決められない部分です。杉並区の公式ページから抜き出します。

確認すること 公式に書かれている内容
申請者・契約者・支払者同一人であること
領収書申請者の全額の支払いが分かり、宛先が申請者本人のフルネーム
振込口座申請書兼請求書の振込口座は申請者本人名義に限る
建物が共有、または申請者の所有でない場合申請書の裏面に、共有者または所有者の同意の記載が必要
助成対象経費本体と関連部材の購入費、設置に最低限必要な工事費の合計(消費税を含まない)。申請代行費、保証費、諸経費は対象外

国・都の助成金と重ねる場合、助成金の合計が助成対象経費を超えると杉並区の助成金は減額されます。そのため、国・都等の交付予定額が分かる書類も提出書類に入っています。

出典:杉並区 窓等断熱改修、杉並区 手続き案内、クール・ネット東京 公式ページ(いずれも2026年10月14日確認)。

国と東京都には、どんな書類や手続きがありますか?

国は登録事業者が申請し、書類には工事請負契約書、工事前後の写真、建物の不動産登記事項証明書、性能証明書等が挙がっています。東京都は、事前申込受付通知を受け取ってから契約・施工に進む流れです。

国の交付申請は、工事の完了と引渡しが済んだ後に行い、受付は遅くとも2026年12月31日までです。予約は任意で、対象製品が決まり最初の工事に着手した以降に、遅くとも2026年11月16日までに行います。予約の有無にかかわらず、工事前写真は必要です。

東京都の手続きは、事前申込書の提出、事前申込受付通知の受領、契約・工事の開始、工事と支払いの完了、交付申請兼実績報告の提出、助成金交付決定兼確定額通知書の受領、入金の順です。契約・施工は、事前申込の受付後に行います。国の交付申請(工事の完了・引渡し後)とは順番が逆です。事前申込後1年以内に交付申請兼実績報告を行わないと、事前申込は無効になります。令和8年度の事前申込分は、実績報告で金融機関発行の証明書等の提出も必須です。

3つの制度は、いずれも申請すれば必ず受け取れるものではありません。要件と審査があり、予算の上限や期限で受付が終了する場合があります。本記事は受給を保証するものではありません。

出典:先進的窓リノベ2026事業 申請手続きの詳細、同 対象要件の詳細、クール・ネット東京 公式ページ(いずれも2026年10月14日確認)。内容は変わることがあるため、最新は公式でご確認ください。

お客様が用意するものと、当社が代行するものは、どう分かれますか?

お客様にお願いするのは、ご連絡とご在宅のほか、本人確認書類や名義をそろえた支払いなど、ご本人でないと用意できないものです。写真・性能証明の確認・書類の作成と提出は、当社が無料で代行します。

内窓の補助金申請で、お客様が用意するものと当社が代行するものを左右に分けて示す図 図3 お客様の準備と、当社の代行の分け方 お客様にご用意いただくもの 当社が代行するもの 杉並区の現住所が分かる本人確認書類 工事前後の写真の撮影と整理 申請者ご本人名義でのお支払い 性能証明ラベルの確認と撮影 領収書の宛名・振込口座の名義の確認 申請書類一式の作成 申請書の申請者欄の確認・必要な押印 国・東京都・杉並区への提出と審査対応 ご連絡と、現地調査・工事日のご在宅 期限とスケジュールの管理 出典:エコマドラボ「施工の流れ」「専門知識と実績」(一次情報バンク#7)/杉並区公式ページ(2026年10月14日確認)

国の申請は、お客様ご自身ではできず、登録された事業者が行います。東京都は、お客様が申請する仕組みですが、手続き代行者が申請できます。杉並区の公式ページにも、施工者や販売店などの代行者が提出できると書かれており、当社は都と区の申請も手続き代行者としてお引き受けします。

杉並区の完了報告書(第2号の2様式)は、施工者に記入を依頼する書類です。申請書の振込口座の名義や押印、本人確認書類のように、ご本人にしか用意できないものだけをお願いし、残りは当社が書類一式にまとめて提出します。

補助金の受け取り方は制度で異なります。国の補助金は事業者に交付され、工事代金からの差引き、または後日の現金でお渡しします。東京都の助成金はお客様の口座へ直接振り込まれます。杉並区は、審査後に申請者の口座へ振り込まれます。

出典:当社の代行範囲・受け取り方法は施工の流れのページとエコマドラボの専門知識と実績(一次情報バンク#7)。杉並区の代行者・完了報告書・振込は杉並区 窓等断熱改修と手続き案内(2026年10月14日確認)。

書類に不備があると、杉並区の申請はどうなりますか?

杉並区の公式ページでは、不足や不備があると受け付けられず、不備のあった書類は返送されないため、再提出になると案内されています。郵送は令和9年2月26日必着で、予算枠に達した時点でも受付は終了します。

受付期間は令和8年4月10日から令和9年2月26日までで、対象は令和8年2月1日から令和9年1月31日までに設置または工事が完了したものです。申請が予算額に達した場合は、抽選を実施することがあります。

提出のときの決まり 公式に書かれている内容
提出先・方法環境課温暖化対策係へ、窓口持参または郵送。申請者のほか、施工者・販売店などの代行者も提出できる
郵送の方法レターパック、特定記録、簡易書留など、記録が残る方法。令和9年2月26日必着
書類の控え提出書類は返却されないため、申請者用の控えを手元に残す
申請から振り込みまで2〜3か月程度。状況によってはさらに時間がかかる

数字や名義は、一つずつ見比べながら準備するのが安全です。

出典:杉並区 手続き案内(令和8年度)(2026年10月14日確認。ページの更新日は2026年10月1日)。

申請前の準備は、どこまで進んでいますか?

次の6項目のうち、まだ済んでいないものを数えてみてください。これは補助の対象かどうかを判定する診断ではなく、ご相談のときに準備の進み具合を整理するためのものです。

申請前の準備で、まだ済んでいないこと

当てはまるものにチェックを入れてください。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0個確認項目は済んでいます。書類づくりは当社が代行します。
1〜2個準備は終盤です。残りは現地調査のときに一緒に確認しましょう。
3〜4個契約の前に、名義や書類の段取りを確認しておく段階です。
5〜6個まず現地調査とお見積りから始めましょう。名義の決め方もご案内します。

杉並区の内窓補助金は、いつ申請しますか?
工事と支払いが完了した後に申請します。受付は令和8年4月10日から令和9年2月26日まで(郵送は必着)で、予算枠に達した時点で終了します。東京都は契約・施工の前に事前申込が必要で、国の交付申請(工事の完了・引渡し後)とは順番が逆です。

杉並区の申請には、どんな書類が必要ですか?
申請書兼請求書(第1号様式)、工事概要(第2号様式)、完了報告書(第2号の2様式)、本人確認書類(写)、領収書(写)、性能証明書(写)、住宅間取り図(写)、施工後のカラー写真などが公式ページに挙がっています。追加書類もあるため、最新は公式で確認してください。

工事前の写真は、撮らなくてもよいですか?
国の先進的窓リノベ2026事業では工事前写真は必須で、撮り忘れると補助金の交付を受けられません。杉並区の公式ページに書かれている写真は施工後のカラー写真です。東京都の写真の要否は、公式の提出書類の案内で確認してください。

領収書の宛名は、誰の名前にすればよいですか?
杉並区では、申請者本人のフルネームで、全額の支払いが分かるものと案内されています。申請者・契約者・支払者が同一人であることも要件で、振込口座も申請者本人名義に限られます。

性能証明書が出せない場合は、どうなりますか?
杉並区では別表の書類を出します。窓・ガラスの場合は、補助対象製品であることが分かる書類と、寸法(幅×高さ)と合計面積が分かる書類の両方です。

書類の準備や申請は、お客様ご自身で行う必要がありますか?
国の申請は、お客様ご自身ではできず、登録された事業者が行います。当社は写真の撮影、性能証明の確認、申請書類の作成と提出を無料で代行します。本人確認書類など、ご本人でないと用意できないものはお願いします。

申請書類のご準備は、現地調査の日程からご相談ください

現地調査とお見積りは無料です。国・東京都・杉並区それぞれの書類と写真の条件を踏まえて、お客様のご準備と当社の代行の分け方を、現地調査の際にご説明します。

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